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12歳でレコード会社と契約、14歳でデビュー・アルバム『Genuine』を発表、17歳で世界各地をコンサート・ツアーで旅する……という劇的な10代を過ごしたステイシー・オリコ。ハードな音楽活動の代償に手放すこととなってしまった“普通”の生活を取り戻すため、3年間の活動休止期間に入っていた彼女だが、06年、その沈黙は破られた。まさしく全世界が待ち望んでいたニュー・アルバム『ビューティフル・アウェイクニング』がリリースされたのだ。
プロデューサーにケイ・ジー、ダラス・オースティンらを迎え制作された本作は、自身も曲作りに加り、サウンドとヴォーカル、歌詞の世界観、それら全てをスケール・アップすることに成功している。手触りはとてもソフトで穏やかでありながら、しなやかな力強さも備えられている。先行シングルであるM-2「I'm Not Missing You」などに顕著だが、生のビート、ギター、ピアノ、そしてストリングスをバックに、ジャズに影響を受けたオリコの素晴らしい歌唱が絡む、虚飾を廃した音像を持った作品と言えるだろう。 |
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