共演?競演?饗宴? どう呼んでもいいが、岸田自身の指示により、当日は観客に立ち上がることを禁止してまでオーケストラとロック・バンドの対等な関係性にこだわったDISK-1は、緊張感につつまれながらも音楽を創造する無上の喜びと祝祭感に溢れている。『ワルツを踊れ』収録曲はもちろん、それ以外の旧曲、例えば「さよなら春の日」の“和”なメロディと交響楽団が奏でるハーモニーに感嘆し、「WORLD’S END SUPERNOVA」の4つ打ちとオーケストレーションの協奏にときめく。鳴り止まない拍手と共に大団円に至る「ジュビリー」の感動は、ロックでもクラシックでもない、新たな音楽の誕生が告げられているからに違いない。一方、DISK-2はリアルなロック・バンドとしてのくるりに特化した好盤。レアな選曲に混じって、代表曲「ばらの花」のエンディングに「言葉はさんかく こころは四角」のフレーズが挿入され、2007年が刻印されていることにも注目。(青雪吉木)
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くるり Philharmonic or die リリース日:2008/02/20 収録曲数:12曲 セット枚数:2枚 アルバム