古くはジンギスカン、90年代ではスキャットマン・ジョンやME&MY、最近では“マイアヒ”など、海外から日本へやって来た問答無用にアッパー&キャッチーなダンス・ミュージック。その06年型と呼べるのがカリートだ。ソンブレロ・ハット、サングラス、珍妙な口ヒゲといった見るからに怪しげなそのルックス以外は一切の経歴が明かされていない、自称“北欧スウェーデンに現れた謎のメキシコ人”(テリー伊藤似)。
デビュー・シングル「Go!Go!カリート」、続く2ndシングル「ポコ・ロコ」ともに、スウェーデンのヒット・チャート・トップ20入りを果たすなど、まずはヨーロッパを中心にヒットを記録。その後全世界に先駆け日本でリリースされた1stアルバム『メキシカンヒーロー』はオリコンのアルバム・デイリーチャートで18位を記録、また「GO!GO!カリート」がUSEN総合洋楽チャート1位をマークするなど、ビートの上を縦横無尽に転げまわるカリートの怪しいヴォーカルが日本列島に鳴り響いた。