石野卓球(電気グルーヴ)やケン・イシイをはじめとするテクノ系アーティストが、海外のシーンでも活躍するようになって久しい。そんな状況のなか、川島道行(g&vo&programing)、中野雅之(b&programing)から成るブンブンサテライツも、ベルギーのダンス・レーベル、R&S(ケン・イシイもリリースしている)からデビュー作を発表している。ドラムンベースやブレイク・ビーツといったエレクトリック・ミュージックを、「人力」によるバンド・サウンドで繰り広げる――という革新的なスタイルは、ヨーロッパ各地のフェスティバルで大いに話題を呼び、ケミカル・ブラザーズやアンダーワールドといったビッグ・ネームからの支持も獲得した。また、97年には、シングル「ジョイライド」で日本デビューも果たしている。
ブンブンうなるベースと、凶暴性を携えた性急なビートが交錯する先鋭的なサウンドからは今後も目が離せない。