名古屋にて清春(vo)と人時(b)を中心に結成される。インディーズ時代に上京し、ワンマン・ライヴを発売1時間でソールド・アウトさせるなどの話題をふりまき、94年にシングル「For Dear」でメジャー・デビューを飾った。95年に発表したサード・アルバム『feminism』がオリコン・チャート初登場1位を記録。また、同年10月にリリースされた5枚目のシングル「BEAMS」がCMタイアップ曲としてオン・エアされ、清春自身も出演。黒夢の名を世に知らしめる。その後も『FAKE STAR』や『CORKSCREW』といったアルバムが好セールスを記録するとともに、年間100本以上のツアーをこなすライヴ・バンドとしての実績も残す。当初はヴィジュアル系の旗手として若年層に支持されていたが、次第にパンク/ハード・コアを取り入れた曲調と「原宿系パンク」とでもいうべきファッションで、それまでとは毛色の異なるストリート系のファンを獲得。また、バンド初期からみられたダークな詞世界への傾倒は、後期になるとその加速度を増し、清春の怠惰なルックスと吐き捨てるようなヴォーカルとともに確固たる「黒夢サウンド」を形成した。99年2月に突然の活動休止宣言をし、清春はSADS、人時もソロとしての道を歩んでいった。